グリーンスムージーに使われるフルーツ:夏みかん

夏みかんのおもな栄養素

100gで1日の必要摂取量の10%以上を摂取できるものに●を付けています。

カリウム カルシウム マグネシウム
ビタミンA ビタミンE ビタミンK ビタミンB1
ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 葉酸
パントテン酸 ビオチン ビタミンC 食物繊維

おもなフィトケミカル

オーラプテン/リモノイド/クエン酸

期待できる効果

動脈硬化予防/がん抑制/血栓予防/疲労回復

夏みかんの基本情報

夏ミカンはミカン科ミカン属の木になる果実で、ナツダイダイとも呼ばれています。
夏ミカンには変わった特徴があり、前年になった実を年を越して夏になっても収穫しないでおくと、今年は今年の実がなり、同じ木に前年と今年の両方の実が付いた状態になります。
その様子から代々続くという意味を込めて「夏代々」と名付けられることもあるそうです。
原産は日本で、江戸時代に山口県の青海島で西本於長氏が海から流れ着いた柑橘の種を育てたのが最初と言われています。
夏みかんの果実は、やや扁平な形で大きく、果皮が厚く油胞が荒くて表面が凸凹した感じになっています。
中の果肉は、ジョウノウも厚みがあり、そのままでは食べられないので、ジョウノウを剥き、サジョウだけを食べるようにします。
サジョウは粒々がしっかりとしていて潰れにくく、口の中にぷりぷりとした食感が楽しめます。
味はそこそこ糖度はあるものの酸味が強いため、ほのかな甘みを包み込むような酸っぱさを感じますが、初夏にはこの甘酸っぱさがかえって爽やかで美味しく感じられます。

夏みかんに含まれている特徴的な成分としてはオーラプテンが挙げられます。
オーラプテンには発がん予防効果があるといわれており、そのメカニズムとして代表的なものに発がん物質の解毒・排泄促進作用があります。

たとえば、オーラプテンをマウスに経口投与すると発がん物質の活性化酵素には影響を与えない一方で、その代謝・排出酵素(グルタチオン S-トランスフェラーゼ、GSTなど)を活性化します
これは「デトックス成分」として知られているスルフォラファン(ブロッコリーなどに含まれる)と同じ特性であり、発がん物質による細胞の遺伝子変異を抑制できる可能性があります。

同時に、抗炎症作用もオーラプテンの主たる生理活性です。
炎症反応は生体防御機構において必要ですが、過度な、あるいは慢性的な炎症はがんを始めとする種々の疾患に関与することが知られています。
炎症部位で発生する多くの炎症性因子は好中球やマクロファージなどの炎症細胞において産生されますが、こうした因子は炎症性刺激が存在する場合に誘導されます。シクロオキシゲナーゼ-2は、そうした炎症メディエーターの1種で大腸を始めとする様々な臓器におけるがん細胞の増殖に関わっていますが、オーラプテンはその酵素の発現を強く抑制するといわれています。

ただ、夏みかんの酸っぱさが苦手だという方や、出来れば手軽にグリーンスムージーを飲みたいという方には、夏みかんと同じような栄養を摂ることが出来て、水に溶かすだけで作れるパウダータイプのグリーンスムージーがお勧めです。

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