グリーンスムージーに使われる野菜:にんじん葉

にんじん葉のおもな栄養素

100gで1日の必要摂取量の10%以上を摂取できるものに●を付けています。

カリウム カルシウム マグネシウム
ビタミンA ビタミンE ビタミンK ビタミンB1
ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 葉酸
パントテン酸 ビオチン ビタミンC 食物繊維

おもなフィトケミカル

テルペン

期待できる効果

動脈硬化予防/がん抑制/便秘改善

基本情報

にんじんはセリ科ニンジン属の植物で、にんじん菜は一般的なにんじんをまだ根が成長する前に間引きして収穫されたものや、葉を食用とするために栽培されたものです。
ニンジンは原産地のアフガニスタン周辺で東西に分岐し、世界各地に伝播しました。
オランダを通りイギリスへと西方へ伝来しながら改良が行われた西洋にんじん、中国を経て東方へと伝わった東洋にんじんの2種類に分類でき、日本へは東洋にんじんが16世紀に伝来し、この頃は葉も根と同様に食用としていたが、明治時代以降では一般に根のみを食べるようになりました。
現在では、間引きのため抜去された葉や、水耕栽培で専用に育てられたにんじん葉を食べる商品として出荷しています。
また、元々東洋にんじんを栽培していた日本ですが、栽培の難しさから生産量が減少し、現在では西洋にんじんが主流になっています。

にんじん葉に多く含まれているβ-カロテンは抗ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
さらに、抗酸化力が強いことで知られるビタミンEも沢山含まれており、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの予防に役立っていると考えられています。

にんじん葉の特徴的な栄養成分としてはテルペンが挙げられますが、テルペンは植物体内で生合成で作られ、構成単位がイソプレン構造を有しており、代表的な成分であるα-ピネンは、人には森林浴効果をもたらし、植物にとっては外敵を防ぎ自身の体を守るための大切な物質の一つと考えられています。
テルペン類の香りはアロマテラピー、香水などに広く使われており、その香り成分が神経系や免疫系などに働きかけ、ストレスの解消や心身のリラックスに効果があるといわれています。
また、テルペンの香りで、人がリラックス状態に導かれ、血圧と血流量が下がることもわかっています。
さらに、テルペン類に含まれるジンゲロールは、炎症や痛みを鎮める強力な鎮痛作用を持つほか、ヒスタミンの放出を抑制して、アレルギー症状を緩和する働きもあります

ただ、にんじん葉はセリに似た風味で、やや苦みがあるので苦手という方もいるようですし、もっと手軽にグリーンスムージーを飲みたいという方には、にんじん葉と同じような栄養を摂ることが出来て、水に溶かすだけで作れるパウダータイプのグリーンスムージーがお勧めです。

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